木村尚仁研究室のブログ

木村尚仁研究室(物理的デジタル情報研究室)[北海道科学大学の工学部・電気電子工学科および北方地域社会研究所(RINC)]のブログです。

2023/02/17 前田小学校の小5・小6の子供たちが来学しプログラミング学習を行いました

※ 前田小学校からご了解を頂きましたので,子供たちからの感想を,このブログの最後に載せました。

ウチの大学のご近所さんである札幌市立前田小学校とは,これまでも継続的に理科やプログラミング教育について協力を行ってきました。

今年度は担当の先生のご要望で子供たちに大学まで来てもらい,大学の雰囲気を味わいながらプログラミング学習を行いました。ます2023/02/17(金)は6年生に2コマ,5年生に1コマの授業を実施。
今回の学生スタッフは下山さん,安田さん(以上電気電子4年),船田さん(電気電子3年),平野さん,佐藤さん,高橋さん(以上電気電子2年)の6名。

 

まずは6年生。子供たちは大学に着いたら,まずE棟の展示コーナーを見学しながら教室に入ってもらいました。自分たちのChromebookを持参。これを使ってScratchを使ったプログラミングを行います。
まず学内のネットワークに接続する設定,次いでプログラミングについて,ScratchとMicrobitについての解説。
ここで実は本当は micro:bitとScratchを連携させたフィジカルプログラミングを行いたかったのですが,事前の確認が甘くてこれができないことが判明。
そこで急遽,時間を空けず,余計な手間をかけずに子供たちが一番スムーズに学習を続けられる方法を頭の中で検討。結果としてウチの定番テーマである,Scratchでクイズゲームを作ることにしました。

   

そのためScratchでクイズゲームを作る基本骨格となるプログラムを一緒に作成。ここで一旦PCを離れ,紙にクイズゲーム案を書くワークを行います。

そして皆で一緒に手順を確認しながら,各自のオリジナルクイズゲームプログラムを作ります。

これが全員完成したところで,隣の人とお互いの作品を紹介しあってもらいました。どの子も大変楽しそうに生き生きと話している様子でした。

   

6年生と入れ替わりで今度は5年生が来学。5年生は1コマの授業なので,解説部分をやや端折り,やはりScratchでクイズゲームプログラムを作りました。最後は同じく隣の人とお互いの作品紹介を行ってもらいました。5年生もやはり盛り上がって無事終了。

今回若干想定外のことがありましたが,スタッフ学生たちがしっかり頑張ってくれたこともあって,子供たち皆さんに大変楽しんでもらうことができました。よかった!

次は3/10(金),4年生のプログラミング学習を実施します。

 

ここからは,参加した子供たちから頂いた感想文を紹介します。