木村尚仁研究室のブログ

木村尚仁研究室(物理的デジタル情報研究室)[北海道科学大学の工学部・電気電子工学科および北方地域社会研究所(RINC)]のブログです。

2023/10/19 前田小学校の6年生・5年生が来学しプログラミング学習を行いました

2023/10/19(木),今年度も前田小学校の6年生,5年生が順番にウチの大学に来てくれて,午前中いっぱいプログラミング学習を行いました。
この学年の子供達は学校でmicro:bit(マイクロビット)やScratch(スクラッチ)を使った経験があり,また私達もScratchを用いたプログラミング学習の授業を行ったことがあります。実は昨年度にこの学年(そのときは5年生)に私達が行って授業では,本当はScratchとmicro:bitを連携させてプログラムを作る授業を行う予定でした。しかしネットアクセスの関係でそれができなかったため,そのときにはScratchでクイズゲームを作成する内容で実施しました。
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2023/02/17 前田小学校の小5・小6の子供たちが来学しプログラミング学習を行いました - 木村尚仁研究室のブログ

今日はそのリベンジです。Microbit Moreのサイトを用い,Scratchとmicro:bitを連携させます。Microbit Moreでは,オリジナルのScratchに備わっている機能拡張よりもさらにmicro:bitのポテンシャルをしっかり引き出して活用できます。

 

今回の学生スタッフは杉原さん(1年)と,当ゼミ4年生の山岸さん,村上さん,阿部さん,小向さん,米田さんの計6名。今回は2人で1台,本学側で用意したパソコンを使うので,授業前にスタッフ皆でパソコンの設置,ネット接続などの準備を行いました。

最初は6年生。約50名が午前9時少し前に,本学A棟3階のA311教室に来てくれまました。前半はプログラムの役割,センサやmicro:bitの基本についてレクチャー。続いて自分たちのPCにmicro:bitをBluetoothで接続,Microbit More によるプログラミングの方法を学び,後半では「りんごキャッチゲーム」作りなどを行いました。このゲームは,micro:bitの加速度センサの働きで画面内の入れ物を左右に動かし,上から落ちて来るりんごをキャッチするゲームです。
皆さん手際が良く全員が見事に完成。さらにキャラクターや効果音,背景などをどんどんオリジナルで工夫してくれる子供たちもいました。

 

次いで11時頃に5年生が来学。この学年も昨年度はScratchの授業を行っていました。こちらもやはり,まずはプログラムの役割,センサやmicro:bitの基本についてレクチャー。micro:bit の接続,Microbit More によるプログラミングの方法を学びました。そして micro:bitの加速度センサを使って画面内のキャラクタ(スプライト)を動かし,鍵を取りに行くゲームを作成。この学年でも全員が見事に完成し,やはりキャラクターや効果音などをオリジナルで工夫してくれる子供たちもいました。

参加してくれた児童の皆さん,引率の先生方,アシスタントを務めてくれた学生たち,ありがとうございました。