「ジャガーノート」ゲームは,爆発物の「仕かけ人」と爆発物処理役の「ストッパー」の2人で行う心理対戦型のゲームです。ゲームが始まると風船がどんどん大きく膨らみ(画面の中でだけど)60秒後には爆発します。その前に赤,青,黒のどれかのコードを切ると爆発を止めることができます。どのコードを切れば止めることができるか知っている仕かけ人と,必要なコードを探って切り,爆発を止めたいストッパーの2人が,会話による心理戦を行いながらゲームを進めます。仕かけ人は,ストッパーから聞かれたことに正直に答えても,嘘をついても,答えなくてもOK。
これまで「ジャガーノート」ゲームは,
- Mbed版による簡易フィジカル版
- Scratchによるバーチャル版
- Scratchによるオンライン対戦版
を作ってきました。それらの内容や,そもそものゲーム名の由来についてはリンク先のブログ記事をご覧ください。
さてこのゲーム,Scratch版では画面内でニッパの絵を使って仮想的にコードを「切る」動作をしているのですが,これは是非元々のMbed版のように是非実際に切るようにしたい!
そこでScratchのmicro:bitの拡張機能を使ってこれを作ろうとしたのですが,意外と面倒で上手く行かない……というところで,ちょっと面倒くさくなってしばらく放ったままになっていました。
それが今回2021/11/13(土)実施のひらめき☆ときめきサイエンス『オリジナル体感ゲームを作ろう 』でMicrobit Moreを利用することにして本格的に使い始めたところ,「これだったらジャガーノートゲームを作れる」ということに気づきました。
そこで早速,以前に途中まで作ってあったプログラムに,Microbit Moreでの機能を加えて完成させ,今日,ひらめき☆ときめきサイエンス準備前にスタッフとして早めに会場に来た小島先生や学生たちに試しで遊んでもらいました。
良かった,これは結構うけた!
やはり,実際にニッパでコードを切る……というのがポイントのようです。
ちなみに切ったコードは直ぐに交換可能。でもこの交換方法はもうちょっとスマートにできそうです。この辺のハード部分はすぐに改良予定です。
このゲーム,私の部屋に来てくれればお試し頂けます。
是非どうぞ!