木村尚仁研究室のブログ

木村尚仁研究室(物理的デジタル情報研究室)[北海道科学大学の工学部・電気電子工学科および北方地域社会研究所(RINC)]のブログです。

2022/04/04 石狩の学童保育でサイエンスモノづくり教室を実施しました

一昨年度から継続してご依頼を頂き行っている花川わかば幼稚園内の放課後児童クラブ「わかばクラブ」でのサイエンスモノづくり教室,ご報告が遅くなりましたが今年度開始早々の2022年4月4日の月曜日にも実施してきました。

 

本当は昨年度中に行う予定だったのですが,コロナ禍の影響と年度の替り目でのお互いのスケジュールのため,小学校の春休みぎりぎりのこの日の開催になりました。

 

今回は小学校に入学したばかりの子供たちの参加も多く,あまり込み入った工作は難しそう。そこで小さな子でも作れて,しかも高学年の子供も楽しめる内容を考え,2013年頃に実施したことのある父親との親子工作教室のことを思い出し,これをベースにすることにしました。

作るのは紙コップを使ったサボニウス型風車。作り方は「身近な素材で楽しむ工作教室 作って、遊んで、理科がわかる!」(高井 吉明 編著,日本評論社,2009年)を参考に,これをアレンジしました。

今回は電気もプログラミングも無しのペーパークラフトです。

 

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参加してくれた子供たちは,1年生から6年生まで約30名。

私達側では4年生の安田君,3年生の船田君,山岸君の3名がスタッフとして参加してくれました。彼らには事前の準備作業を手伝ってもらい,また当日は工作指導のために同行してくれました。

 

 

当日4/4(月)の9:45頃に会場の放課後児童クラブ「わかばクラブ」(花川わかば幼稚園内)に到着。早速会場設営と準備を始め,10:00にサイエンスモノづくり教室を開始しました。私達の自己紹介に続いて色々な発電方法や風力発電についてクイズ,「ふ~りょく発電器」や「フリフリ発電器」のデモ実験を交えてお話します。

 

   

 

そしていよいよ本番の「サボニウス型風車」のペーパークラフト工作を皆で取り組んでいきます。実際に作り始めると,年齢の高い子はもちろん小さい子も手際が良く,順調に工作が進んでいきます。

 

 

 

そして無事全員が見事に完成!
皆さん,嬉しそうにくるくる回しています。

参加してくれた小学生の皆さん,しっかり取り組んでくれてありがとうございました。

また「わかばくらぶ」の先生方,アシスタントスタッフを務めてくれた学生の皆さん,本学地域連携・広報課の皆さん,ご協力感謝致します。