2017年7月30日(日),また猿払村に呼んで頂き,北海道科学大学公開講座『親子で一緒に工作教室』を実施してきました。学校も夏休みに入り,親子でともに科学を学びながら,工作を楽しんでもらおうという企画です。
今回は当研究室での定番ネタになっている,7色で光る「LEDミニランプ」を作りました。ただしこれまでとは違って,
(1)タクトスイッチを使って点灯を分かりやすく,かつ操作しやすく
(2)レジンに代えてイロプラを使い,時間を掛けず,かつ自由な発想で
ランプの形を作れるように
しました。
アシスタントを務めてくれる当ゼミの戸田 壮亮君,佐藤 健斗君,木村 哲希君の3人と一緒に猿払村へ。今回の会場は農村環境改善センターのホールです。
まずは猿払村役場,教育委員会のスタッフの皆さんと一緒に会場設営,実施準備を行います。
10:00過ぎ,参加者が集まったところで講座をスタート。挨拶や大学の紹介などのあと,まずは工作のための簡単な準備作業を通して,アイスブレイク & ウォーミングアップを行います。
ここで工作作業は一旦休み。しばらくは光やLED,三原色について,クリッカーなども使って参加の子供たちや保護者の皆さんとやり取りしながら簡単な授業を進めます。
また,豆電球とLEDの仕組みの違いを理解するため,子供たち自身の手で簡単な実験もしてもらいました。
そしていよいよ工作再開です。LEDや抵抗の加工,またミニブレッドボードの穴に目印として色を塗りながら,タクトスイッチ,抵抗,ジャンパーワイヤーを差し込んで行きます。
さらに今回の目玉,イロプラでランプを作ります。イロプラは熱すると柔らかくなり,自由に形を作ることができる粘土。ここでは熱湯を使うので,そこだけは大人の皆さんに率先して作業を行なってもらいました。
イロプラを使うことで,これまでのレジンとは違って自分で自由に好きな形を作ることができます。そのため,皆んながそれぞれの個性でランプ部分を作製し,大変素敵に仕上がって全員が無事完成!
今回は連絡なしでの欠席者が少なからずいたため,それは残念でしたが,しかし参加してきれた皆さんは,子供も大人も大変楽しんでモノづくりに取り組んでくれた様子でした。
当研究室ではご要望があれば,小学生向け,中・高校生むめ,あるいは大人向けなど,様々な形での科学モノづくり講座をたまわります。是非ご相談ください。