2018/11/4(日),厚別にある札幌市青少年科学館において「科学“大”実験ブース」を開催しました。
このイベントは,文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生事業(COCプラス)」の一環として,北海道科学大学が札幌市青少年科学館との共催で昨年度から開催しているものです。
当日は,私を含む本学の教員4名が学生たちと一緒に,会場で子供たちと実験や工作を行いました。
- 風力発電器工作
担当教員:電気電子工学科 木村 尚仁教授 - 綱引きの科学
担当教員:理学療法学科 春名 弘一講師,佐藤 洋一郎講師
- 巧みに身体を動かすためのトレーニングの科学
担当教員:理学療法学科 春名 弘一講師,佐藤 洋一郎講師
- ダンボール空気砲でガオーを狙え
マグデブルグの半球って何だ? 他にもあるよ!
担当教員:機械工学科 平元 理峰准教授
私は工作ブースにて,当ゼミ電気電子工学科4年の早川君,五十嵐君,上野君,西田君,1年の芳賀君とともに,今回が初ネタおろしとなる「ふ~りょく発電器」工作を担当。モータにプロペラを取り付け,吹いて回すとLEDが光るというものです。
当日はクリッカーを使いながら,発電やLEDの科学について学びながら工作を行いました。
昨年は当研究室の定番テーマである,ビー玉を振ると発電してLEDが光る「フリフリ発電器」作りを行いましたが,リピーターも多いであろうと思われることから,思い切って新ネタに挑みました。結果として大成功だったと手応えを感じました。
この工作は,電気のプロが実際に使用するワイヤストリッパや圧着ペンチ,スリーブを使います。ちょっと難しい作業になりますが,その分,子供たちも同伴の保護者の皆さんもちょっと苦労しながら,関心を持って作製を楽しんでくれている様子です。
この工作を1回約40分で計5回実施。毎回ほぼ満員で,子供たちは68名,保護者は28名が参加してくださいました。みんな,やや苦労しながらも全員が見事完成!
なおこの本学によるイベント全体では,子供が171名,保護者は96名が参加,大盛況となりました。
参加してくださった皆さん,アシスタントを務めてくれた学生諸君,どうもありがとうございました。
[ 写真提供協力/芳賀 和輝 君 (電気電子工学科1年) ]