木村尚仁研究室のブログ

木村尚仁研究室(物理的デジタル情報研究室)[北海道科学大学の工学部・電気電子工学科および北方地域社会研究所(RINC)]のブログです。

2022/11/13 令和四年度地域PBL発表交流会で学生たちが優秀賞を受賞しました

2022/11/13(日),北洋大通センターのセミナーホールを会場に,「北海道若者活躍プロジェクト」の主催で,道内7大学・4高専による地域課題解決プロジェクトとして「地域PBL発表交流会」が開催されました。

今年度は3年ぶりの対面での開催で,6大学・高専,7テーマ,21名の学生さん達による発表が行われました。参加者は発表者含め約60名でした。


北海道科学大学からは電気電子工学科の学生たちが当研究室の活動の一環として彼らが主体となって取り組んできる/取り組んでいた次の2件の発表を行いました。(アンダーラインが発表代表者)

  • 「子供たちのための 地域共創プログラミングワークショップの企画・開催」
     下山 新(4年),竹ヶ原 将輝(4年),磯谷 菜月(4年),
     船田 健太(3年),増岡 蒔人(3年),松井 昂平(3年)
  • 「雪かきスポーツのためのセンサーグローブ開発」
     山川 大地(4年),市場 翔也(4年)

なお一つ目のテーマは網走市,猿払村,根室市の教育委員会や社会連携部局との連携,また二つ目は国際スポーツ雪かき選手権実行委員会や小樽市の皆様との連携による活動です。皆様ありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。

さて今回,前半はステージ上でスライドを用いてショートプレゼンテーション,後半はポスター展示による発表,さらにその後参加者は各ポスター展示前で発表者と質疑応答を行いました。

youtu.be

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ウチの学生たちは,2グループとも大変素晴らしい発表でした。特に「子供たちのための 地域共創プログラミングワークショップの企画・開催」は,参加校代表者の投票によって優秀賞を受賞致しました。
皆さん,おめでとうございます!

しかも実はもう一つの発表を行ってくれた山川さんと市場さんは,受賞したテーマに関するイベントの一部にも参加協力してくれていました。この受賞は今回参加の学生全員の総力によるものと言えます。皆さんありがとうございました。

この成果は後輩の皆さんへの良い刺激となってくれると思います。
是非今後も学生皆さんが主体的な活動を進めてくれることを期待しいます。
学科としてもそのような活動を応援してきます。

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折角なので,F棟3階のエレベータ前掲示板に,発表で用いたポスターを貼りました。近くにお立ち寄りの際は,参考にご覧ください。(この文,2022/12/05,9:12追記)

 

さてところで北海道若者活躍プロジェクトは,文科省による「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(略称:COC+)として実施した事業「『ものづくり・人材』が拓く『まち・ひと・しごとづくり』」の後継のプロジェクトです。

この「『ものづくり・人材』が拓く『まち・ひと・しごとづくり』」は室蘭工業大学を代表とし,北海道科学大学,北見工大,千歳科技大,苫小牧・釧路・旭川・函館の4高専,北海道と関連8市,道内金融機関,製造系の企業・団体などが参加。5年間にわたってモノづくり系オール北海道体制での取り組みで実施した事業。COC+自体は既に終了しましたが,後継事業としてこの北海道若者活躍プロジェクトが継続して実施されています。

私は当時,地域連携推進センター長(現 研究推進・地域連携センター)として,北海道科学大学のCOC+採択に向けて試行錯誤しながら様々な可能性を手探りしていました。結果として室蘭工大さんを代表とする事業に共同参加させて頂くことになりました。調印当時は私はもうセンター長を退任。でも採択準備に取り組んできたスタッフとして,付き添い(?)として調印会場に参加させてもらいました。

▶ 調印式,記者会見,キックオフミーティングの様子(2015/12/18)

 

今回この記事を書くにあたり確認してみたら,何となく記憶が薄れていたましたが,当研究室ではCOC+関係のイベントを数多く実施してきました。一応採択を推進してきた責任があるのでね。その内のごく一部を紹介します。