今年も本学と地域連携協定を結んでいる猿払村に呼んで頂き,2019年8月4日(日)に地域交流施設である楽楽心(ららはーと)を会場に,公開講座「親子で一緒に工作教室」を実施してきました。夏休みに入った小学生の親子で,ともに科学を学びながら工作を楽しんでもらおうという企画です。
(昨年の講座の様子はこちらから。)
今回はゼミ生の嶋田君と髙嶋君がスタッフとして同行。当日朝,楽楽心スタッフや教育委員会の方々と打ち合わせ,会場設営,準備を行いました。
9:30頃からだんだん参加者の方が来場し始めて来たので,テーブルにセットされている使用する道具や部品をいじりながら開始を待ってもらいます。
今回は12組26名が参加。親子で一緒に作業し,カラフルライトを完成させます。ちなみにこのカラフルライトの工作は,今年1月12日(土)に札幌電気工事業協同組合青年部の主催で開催した「親子でんきフェスティバル」で作ったものをベースにしました。
10:00,予定通り教室をスタート。挨拶や大学の紹介などのあと,まずは工作のための簡単な準備作業で肩慣らしをします。
続いてLEDや光の三原色について,クリッカーを使って答えてもらうクイズを交えながら学んで行きます。
そしていよいよ工作開始。ミニブレッドボードにマジックで印をつけながら部品を配置し,作製作業を進めます。今回はあえて作り方のマニュアルは紙では配付せず,スライドと書画カメラを用いて,皆で一緒に作っていきます。これは本学の学生実験室に設置している「新・まねびシステム」に倣い,モノづくりの基本について真似をしながら学んでもらうことをめざしてのこと。これは,会場で皆で一緒に作っていることの効果を活かすためでもあります。
子供たちに取っては慣れない工具を,試行錯誤しながら使うことを楽しんでもらいながら,かなり順調に進んできたのですが,終盤でトラブル発生。予めこちらで用意していたLEDテープとコネクタの配線に一部ミスがあり,スイッチを入れても光らないものが続出。(T_T)
でも間もなく原因を特定することができ,予定の時間をちょっとだけオーバーはしてしまいましたが,全員見事に完成。嬉しそうにスイッチを押し,色々な色にライトを光らせて遊んでいる様子でした。
皆さん,お疲れ様!!
なお後日,接触の具合が悪くなったものがあるらしく,楽楽心(ららはーと)センター長の山田さんがご対応下さっているのこと。大変恐縮ですがありがとうございます。もし修理が難しいものがあれば,研究室の方でしっかり対応しますのでご連絡ください。
ご参加頂いた小学生や保護者の皆様,企画および当日のお手伝いを頂いた職員の皆様,ありがとうございました。
参加者の皆様からのアンケートの集計結果は,近日中に紹介致します。
当研究室ではご要望があれば,小学生向け,中・高校生向け,あるいは大人向けなど,様々な形での科学モノづくり講座のリクエストにお応えます。プログラミングとモノづくりを合わせたテーマも扱っています。
ご希望の方は是非ご相談ください。