木村尚研究室<北海道科学大>のブログ

北海道科学大学(2014年4月に北海道工業大学から改名)の工学部・電気電子工学科および北方地域社会研究所(RINC)の木村(尚)研究室のブログです。

猿払村の小学校でプログラミングの授業を行ってきました。

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されるのを前にしてそれに先行した取り組みを始めようと,猿払村の教育委員会,学校の先生方とご相談し,今回2つの小学校でプログラミングの授業を行ってきました。

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今回の授業では当研究室の4年生,早川君,五十嵐君,上野君の3人がティーチング・アシスタントとして同行してくれました。前日 2018年12月4日(火)の内にJRとレンタカーで移動。猿払村の道の駅に併設されている「ホテルさるふつ」にチェックインし,猿払名物のホタテづくしのホテルの夕食を食べながら,スケジュール確認と授業内容の最終打ち合わせを行いました。

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そして翌12月5日(水),午前中に鬼志別小学校の6年生クラス,続いて5年生のクラス,そして午後に浅茅野小学校の5・6年生合同クラスの計3コマを担当。受講児童の他,実施校の先生方,中学校からの先生,教育委員会の方々が見学される中で授業を行いました。

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いずれのクラスでも45分間,同内容の授業を実施。まず話の前に手を動かして貰おうと,授業で使うマイコン micro:bit をパソコンに繋ぐ作業を行います。
次いでプログラミングの役割,なぜ学ぶのかについてごく簡単に解説。そして簡単なLEDでのアイコン表示プログラムを作成し,練習も兼ねてmicro:bitにダウンロードし,実行させます。
また少しでもインタラクティブな内容を入れたかったので,2つのボタンのいずれを押すかでLEDの表示を変化させるプログラムも作成。
さらにやはりセンサーを使う体験もして欲しかったので,内蔵の温度センサー,照度センサーを利用,温度の数字と照度の棒グラフについて,押しボタンによって表示を変えるプログラムを作りました。

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45分間という短い時間なのですが,まずは楽しさを感じてもらって,さらに次に繋がるような関心を持って貰うことをめざした内容です。特にパソコンの中だけ何かを行うのでなく,リアルな物理的世界と繋がるプログラミングを行うということを,是非最初から盛り込みたかったという思いもありました。
そんな内容を何とか無理は感じさせないように45分間に凝縮させ,受講児童の全員が無事に全てのプログラムを完成,micro:bitがしっかり動作する様子を喜んでもらえました。

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micro:bit は基本的にプログラミング環境をパソコンにインストールする必要がなく,一般的なブラウザで専用サイトにアクセスするだけで直ぐにプログラム作成が可能。今回のような授業を行う際に手間が大いに軽減されます。
またプログラムは Scratch 風にブロックを組み合わせて作っていくタイプなので分かりやすく,特に初歩段階では必要な作業に集中しやすくなります。
ちなみに今回のいずれの子どもたちも,マウス操作には結構慣れていたので,こちらとしては大変助かりました。
 
なおこの授業の様子については,鬼志別小学校のホームページ浅茅野小学校のfacebookでご紹介頂いております。ありがとうございます。
 
猿払村では,今回実施できなかったあと2つの小学校などで,来年度も授業を行わせて頂ける見込みです。
当研究室あるいは学科としては,小学校や中学校でのプログラミング授業のリクエストがありましたら,できるだけ可能な範囲で対応したいと考えています。ご希望がございましたら,本学まで是非お問い合わせください。